あなたはどう?新入社員の平均年収と手取り給料額

社会人として年数を重ねていくと、仕事の量や質、幅といったスケールは徐々に上がっていきます。
それに伴い、毎月の給与や年収も徐々に上がっていくことが期待できます。学歴による初任給の差は、いってみればスタートラインの差です。

しかしその後両者が同じペースで昇給を重ねていくと仮定した場合、その差はなかなか埋まらないため、一生のうちに稼ぐお金、いわゆる生涯賃金にもかなりの差が出るといわれています。

 

【夏と冬のボーナス】入社1年目の新入社員の賞与について

会社員にとって大きなモチベーションとなる要素のひとつに、ボーナスがあります。年収にも大きく影響するボーナスは賞与とも呼ばれ、夏と冬の年2回に支給されるのが一般的です。

しかし年1回や3回のところもあればボーナスの制度自体を設けていない会社もあります。ボーナスの支給がある会社でも、入社1年目の新入社員が対象になるとは限りません。

このあたりは会社によって大きく異なります。入社した年の夏からもらえる会社もあれば、冬からというところもあるでしょう。新入社員にはボーナスの支給がない会社も当然あります。

業績によって毎年の支給有無や支給額、支給時期などを変えている会社も少なくありません。今ボーナスが毎年出ている会社であっても、不況の影響で今後変わる可能性も考慮に入れておく必要があるでしょう。

 

入社1年目でも平均年収やボーナスが高い業界や職種

平均年収やボーナスは、業界や職種によっても大きく異なります。入社1年目という条件でみたときにそれらの水準が比較的高いのは、どういった種類の仕事なのでしょうか。

情報通信業や教育関係の職種は平均年収が240万円前後と、一定以上の水準をキープしています。これに製造業が220万円と続き、卸売や小売業で200万円前後です。金融や保険業、医療福祉系は190万円と比較的低い額になっています。

営業職で出来高給などのインセンティブを設けているところは、個人の成果によるところが大きいため一概には言えません。成果を上げれば年収は上がりますが、1年目から高い年収を得られるのは一部の人間に限られるでしょう。

これら入社1年目の年収データはあくまで判断基準のひとつに過ぎません。実際に会社を選ぶ際は業界および会社の将来性や、その後の昇給幅なども考慮に入れて総合的に判断すべきです。

とはいえ、「ワタシの転職エージェント」のような転職情報サイトを見ていると、先輩社員の給与状況や年収を聞いて愕然とし、将来への不安から入社1年目や第二新卒での転職活動を考える人も多いようです。

 

一番大事なのは平均じゃない!あなたの会社の先輩や上司はどれぐらいの年収を貰っているのか

社会人1年目の平均年収が大体わかったところで、次に気になるのは今後どれだけ給料が上がっていくか、ということでしょう。

ひとつの目安となるのは、同じ会社で長年働いている先輩や上司の年収です。新入社員が歩き始めた道の先を行く人達の年収を知れば、自分の将来をある程度予測できます。

もちろん年収の額をそのまま聞ける機会は少ないでしょう。そのため給料が上がる割合、いわゆる昇給率というデータがひとつの参考になります。

会社の規模によっても大きく異なりますが、中小企業では昇給率が1.45パーセントというデータがあります。月給が25万円の場合は3,625円の計算です。これに対し大企業では2.59パーセントで6,475円と、昇給幅が大きくなっています。役職ごとの昇給額や年収をある程度公開している会社もあるため、会社固有の情報が得られれば、よりイメージはしやすくなります。

ちなみに平均値は範囲内のすべての数値の平均なので、少数の高給取りの存在などによる分布のバラつきがある場合に実態とかけ離れることがあります。

年収のようなデータは特に、データを順番に並べた時にちょうど真ん中に位置する中央値が平均値よりも低くなることがほとんどです。平均値と中央値の違いを理解したうえで、両方を意識しておきましょう。

仕事をするうえでお金はすべてではありません。しかしモチベーションを保つ大きな要素であることは事実です。

周りを気にし過ぎてもいけませんが、自分が社会においてどういった位置にいるか知ることも必要でしょう。今回ご紹介したような統計データを参考にしつつ、納得のいく数字を求めるのは大切です。

参考URL
https://shukatsu-mirai.com/archives/59492
https://gakumado.mynavi.jp/freshers/articles/22776
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000091025.html
https://next.rikunabi.com/journal/20150701_S4/